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液体凍結システムを駆使した新たな挑戦

液体凍結システムを駆使した新たな挑戦
豊富な水産資源を持ちながらも離島漁業が抱える課題

南北600キロにわたる広大な海域をもち、黒潮の恩恵を受けた良質な漁場は食材の宝庫とも呼べます。特に離島周辺海域は豊富な水産資源や良好な漁場環境に恵まれている。しかし、豊富な海産資源も離島の流通上、鮮度管理が難しく、本土への運送コストや鮮度劣化をはじめとする離島ゆえのハンディキャップともよべる課題に直面しています。

とびうお漁イメージ

鹿児島南海の良質な漁場

急速冷凍「リキッド凍結」
急速冷凍「リキッド凍結」

獲れたての鮮度を実現するリキッド凍結技術を採用。

この課題を克服するため、弊社は最新の冷凍技術「リキッド凍結」を導入しました。リキッド凍結とは、通常の20倍の速度で急速冷凍する技術のことで、細胞の損傷が極限まで抑えられる最新の凍結技術です。通常の冷凍では、解凍時にドリップの流出が起こり、魚本来の旨み成分や食感を損なってしまいますが、リキッド凍結なら、解凍時もドリップレス。非常に高い鮮度とおいしさが保たれます。
このリキッド凍結を離島各地に導入し、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を凍結加工することにより、従来の流通面での課題をクリアし、最高の鮮度のものを一年間通して安定的に、皆様の食卓へお届けすることが可能になりました。

種類豊富な屋久島産トビウオ。黒潮の恵みを、いつでも旬のおいしさでお届け。

世界自然遺産の島と知られている屋久島。トビウオは年間水揚量約700tと日本一を誇ります。トビウオは、日本近海には30種類以上生息していると言われ、その多くが黒潮の流れに乗って屋久島近海を通過します。大とびや中とび、せみとびなど季節ごとに異なる種類のトビウオが獲れる屋久島では、一年を通して漁が行われているため、いつでも旬の味をお届けできるのです。

屋久島産トビウオ
従来なかった、刺身用の画期的な解凍飛魚がお気軽に
食卓や外食で美味しく召し上がることができます。

南海の「冷凍革命」で食卓の可能性がぐっと広がります。

屋久島近海では飛魚以外にも「アオダイ」「メダイ」「キンメダイ」「チビキダイ」「首折れサバ」など数多くの魚種が水揚げされます。これらを鮮度が高いまま市場に出荷するため、食卓や外食で美味しく召し上がって頂けます。

その他の魚種